山羊に憧れたヒツジ

なんかもっと、日常を楽しんだらいいじゃん。

飛んでけ、

「まあ平気でしょ」

 

「たぶん」

 

「大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよきっと」

 

不安に対してのせられた

軽い言葉を鵜呑みにして

 

根拠もないのに

 

軽い気持ちで決断して

 

結果、ミスをした。

 

ミスをしただけならいい、

とてもたくさんの人に

迷惑をかけた。

 

そして、怒られた。

 

 

「こういう時に、

   人を頼っちゃダメ」

 

 

迷惑をかけたことに、じゃない

 

何かあっても

相手は責任を取れないし

けど相手は罪悪感を感じる

 

親切に便乗しようとして、

 

怒られた。

 

 

けれど、「めんどくさい」

そう思ってしまった

 

結局彼女の判断は正しかった。

経験を積んでる人の言葉を

蔑ろにしたし、

 

 

「その親切は

   私にとって都合がいい」

 

軽い気持ちの判断で

大きな失敗をしたのに、

 

相手の優しさに

軽い気持ちでのっかろうとした。

 

 

相手の事情なんて、おかまいなしだ。

 

 

最低だ、私。

 

困った時には

辛い時には

ほんとに自分のことしか

考えられなくって

 

だからその親切にも

 

「なんでそんなに

良くしてくれるんだ?」

 

って疑問に思ってた。

 

 

彼女の言葉は、

 

怒ってくれた言葉が

後になって染みてきた。

 

 

人生は決断だ。

 

考えすぎて、

進めないのは良くないけれど、

 

ひとつひとつの決断が、判断が、

 

わたしの人生を作ってるし、

私と関わる人たちの人生をつくってく。

 

 

価値を与えるのは難しいけど、

 

迷惑は簡単にかける。

自分の判断は人を巻き込む。

 

 

だから軽い気持ちで、なんて

行動するべきじゃないし、

 

軽い気持ちは

そのままプカプカ

 

空に飛ばすしかない。

 

 

 

飛んでけ、

 

 

 

 

飛んでけ。