山羊に憧れたヒツジ

なんかもっと、日常を楽しんだらいいじゃん。

おもしろいを追求する3日間。

入ってる団体のの夏合宿がありました。

 

テーマは「おもしろいことをする」。

制約は「1日1000円まで」。

 


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とはいえ、

正直言って「おもしろい」が苦手。

 

たとえば、お笑いは

大学になるまであんまり好きじゃなくて

だからほとんど見たことない。

 

ただの笑いには意味が無いと思ってた。

時間の無駄だと思ってた。

 

「おもしろい、笑えるね」

「けど、だから何?」

「おもしろいだけ」

「それよりも有意義なことをしよう」

 

けど、ただ真面目に生きても

人の心を動かすのは難しい。

 

巻き込むためには、

ワクワクさせて

価値を感じさせる必要がある。

 

し、

 

なんか上記の

うだうだしたこと抜きに

おもしろいことの出来る人間に、

もっと周りを

楽しませられる人になりたい、と

いつの間にか思うようになってた。

 


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***

で、参加した。

 

結論を一言で言うと、「難しい」。

 

たとえば一発ギャグをするにも

とっても頭を使うし

発想の転換が必要。

 

そして

「そんなことするなんて恥ずかしい」

というブレーキを

投げ捨てなきゃいけない。

ぽーいってしなきゃ。

 

けれど、

「一発ギャグ」的な、

お笑い的な面白さに関しては

難しいと思うと同時に

 

今まで興味もないし

関わってこなかったことに

無理やり足を踏み入れようとしても

全然ワクワクしなくって。

 

「私が求めているおもしろいは

   これではない」

と、あらためて気づかせられた。

 


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***

チームで「おもしろい」を

つくりだすことの難しさのひとつに

 

『おもしろいの価値観が

                      人によって違う』

っていうことがあると思う。

 

私が面白いと思うのは

地球の神秘とか数学とか

仕組みが割らなかったものがわかったり

自分になかったものを見出した時。

 

きっと、解明するのが好き。

 

私のある友人は

お笑い的なおもしろさを

「おもしろい」と感じ、

また別の友達は

コーラを容器に入れて振ってみたりと

ひたすらバカなことを全力でやるのを

「おもしろい」と感じる。

 

そういった違う価値観を知れたのも

私としては興味深かった。

 


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***

 

チーム内でもバラバラなのに、

それを第三者に

おもしろいと思わせる。

 

そこに、答えも正解もなくって

全力をつくすしかない。

 

正直なところ、

自分たちのしたことが

第三者から見てもおもしろかったか?

と問われれば

答えは「ノー」だ。

 

おもしろい、と思ってくれる人は

少なからずはいたかもしれない。

けれど、私たちが楽しんだ

というニュアンスの方が

ぴったり嵌るように思える。

 

ただ自己完結の発信をしてる時は

自分たちしか笑顔にできないけれど

うまく巻き込めた時には

人を笑顔にすることが出来た。

 

巻き込もうとして

結局巻き込めなかった、

ってこともあったけど

 

巻き込めた人たちは

笑顔にすることが、出来た。

 

ちっぽけかもしれないけれど、

 

それを積み重ねていけば

いつしかたくさんの人に

価値を与えていけるだろう。

 

積み重ね。

 

こつこつ。

 


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***

 

人に価値を与える、

 

と考えるから難しくなるけれど

目の前の人を笑顔にできるように

喜んでもらえるように、

そのため自分は何を出来て

何をしたいのか

 

それさえ見つけられれば

きっといつのまにか

価値を生み出せる人間に

なってるのかもしれない。

 

 

「おもしろい」を通して

 

価値を与えるということについて

考えさせられる良いきっかけでした。

 


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ありがとう、鴨川。