山羊に憧れたヒツジ

なんかもっと、日常を楽しんだらいいじゃん。

夢も、勇気も、

ある友人の心の広さに、

自分の器の小ささに、

 

泣いてしまった帰り道。

 

むかつくけど、

私のなりたかった姿を

具現化したような、

尊敬と憧れの存在の、彼。

 

どうしたら彼のような

本質的な行動ができるのだろう。

ほんとうにむかつく。

 

むかつくのは、悔しいから。

 

自分が不甲斐ないから。

 

かなわないから、だ。

 

****

 

私はいつだって

弱くて弱くて勇気のない自分を

ほんとうはなんにもできない自分を

知られるのが怖くて

失望されるのが本当に怖くて

怖くて、怖くて、

 

強がって生きてる。

 

虎の威を借る狐、

 

になろうとしてる。

…なれてないけどさ。

 

だからそれっぽいことして

せめて自尊心をもてる自分でいようと

「自分悪くないじゃん」

「むしろいいじゃん 」

そう思えるように

取り繕うので精一杯。

 

取り繕って、

なんか自分ができる人に

ちょっとだけなれた気がして

でも現実は違うから

とてもとても悲しい気持ちになる。

 

どうにかして

自分の生きてく価値をつくりたい。

 

けど自分を幸せにするので精一杯。

 

****

 

今さっき、

夢を叶えた人のブログを読んだ。

 

そういう前向きなものを見た時に

ワクワクするんじゃなくって

後ろめたくなる自分がいる。

 

彼は夢を追えたのか、強いなあ。

 

夢を追う勇気がある彼が

羨ましいとかじゃなくって

別世界の人に思えてしまう。

 

なんかこんな感じのこと

前にも書いた気がするなあ。

 

けど、夢を追う勇気がない自分が

とてつもなく嫌で

でも今だって勇気がない。

 

夢が欲しい、というのも

笑っちゃうくらい、

駄々っ子みたいな主張。

前に進もうとして、

後ずさりしてる気しかしない。

 

1歩ずつ地道に歩んでいこう、

と言われてもどこに進めばいいのか。

何をどう頑張ればいいの?

と今日もマニュアルをほしがる。

 

なんで自分が足踏みしてるのか、

自己分析してみても

よくわからない。

 

****

 

ふと思えば

物心ついた頃から、

「変わった子だね」と言われてた。

 

今になって振り返ってみても

別に対して変わってたわけでは

なくって、

男の子の遊びが好きな女の子って

それくらいだったし、

 

他の子と違う行動をしてたのは

認められたかったというのも大きい。

 

その結果、怒られて否定された。

幼稚園とか小学校低学年の話。

高学年になった頃には、

目立つ勇気すらなかった。

 

やりたいことをやる、というのは

わたしにとって否定される行為だった。

 

けどそれは過去の話、

今は違う。

そう頭ではわかっているのに、なあ。

 

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とはいえ、

そうやって自分ばかり見ないで、

 

もっと他人本位になって

そのに目を向けてけば

価値を与えることを注力してみたら

いいんだろうな、とも思う。

 

そうやってぐるぐるしてるのは

いつまでも自分に目を向けてるから。

 

けど理屈だけじゃ

なかなか感情を動かせない。

思考と行動を変えるしかない。

 

うーん。

 

生きるって難しいなぁ。

夢も勇気も、愛さえも、

持ちたくってもなかなか持てない。

 

それでも私の人生は続いてくし、

立ち止まろうとしても

立ち止まらせてはくれないから、

 

なあ。