夢も、勇気も、
ある友人の心の広さに、
自分の器の小ささに、
泣いてしまった帰り道。
むかつくけど、
私のなりたかった姿を
具現化したような、
尊敬と憧れの存在の、彼。
どうしたら彼のような
本質的な行動ができるのだろう。
ほんとうにむかつく。
むかつくのは、悔しいから。
自分が不甲斐ないから。
かなわないから、だ。
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私はいつだって
弱くて弱くて勇気のない自分を
ほんとうはなんにもできない自分を
知られるのが怖くて
失望されるのが本当に怖くて
怖くて、怖くて、
強がって生きてる。
虎の威を借る狐、
になろうとしてる。
…なれてないけどさ。
だからそれっぽいことして
せめて自尊心をもてる自分でいようと
「自分悪くないじゃん」
「むしろいいじゃん 」
そう思えるように
取り繕うので精一杯。
取り繕って、
なんか自分ができる人に
ちょっとだけなれた気がして
でも現実は違うから
とてもとても悲しい気持ちになる。
どうにかして
自分の生きてく価値をつくりたい。
けど自分を幸せにするので精一杯。
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今さっき、
夢を叶えた人のブログを読んだ。
そういう前向きなものを見た時に
ワクワクするんじゃなくって
後ろめたくなる自分がいる。
彼は夢を追えたのか、強いなあ。
夢を追う勇気がある彼が
羨ましいとかじゃなくって
別世界の人に思えてしまう。
なんかこんな感じのこと
前にも書いた気がするなあ。
けど、夢を追う勇気がない自分が
とてつもなく嫌で
でも今だって勇気がない。
夢が欲しい、というのも
笑っちゃうくらい、
駄々っ子みたいな主張。
前に進もうとして、
後ずさりしてる気しかしない。
1歩ずつ地道に歩んでいこう、
と言われてもどこに進めばいいのか。
何をどう頑張ればいいの?
と今日もマニュアルをほしがる。
なんで自分が足踏みしてるのか、
自己分析してみても
よくわからない。
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ふと思えば
物心ついた頃から、
「変わった子だね」と言われてた。
今になって振り返ってみても
別に対して変わってたわけでは
なくって、
男の子の遊びが好きな女の子って
それくらいだったし、
他の子と違う行動をしてたのは
認められたかったというのも大きい。
その結果、怒られて否定された。
幼稚園とか小学校低学年の話。
高学年になった頃には、
目立つ勇気すらなかった。
やりたいことをやる、というのは
わたしにとって否定される行為だった。
けどそれは過去の話、
今は違う。
そう頭ではわかっているのに、なあ。
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とはいえ、
そうやって自分ばかり見ないで、
もっと他人本位になって
そのに目を向けてけば
価値を与えることを注力してみたら
いいんだろうな、とも思う。
そうやってぐるぐるしてるのは
いつまでも自分に目を向けてるから。
けど理屈だけじゃ
なかなか感情を動かせない。
思考と行動を変えるしかない。
うーん。
生きるって難しいなぁ。
夢も勇気も、愛さえも、
持ちたくってもなかなか持てない。
それでも私の人生は続いてくし、
立ち止まろうとしても
立ち止まらせてはくれないから、
なあ。