山羊に憧れたヒツジ

なんかもっと、日常を楽しんだらいいじゃん。

飛んでけ、

「まあ平気でしょ」

 

「たぶん」

 

「大丈夫かな?」

 

「大丈夫だよきっと」

 

不安に対してのせられた

軽い言葉を鵜呑みにして

 

根拠もないのに

 

軽い気持ちで決断して

 

結果、ミスをした。

 

ミスをしただけならいい、

とてもたくさんの人に

迷惑をかけた。

 

そして、怒られた。

 

 

「こういう時に、

   人を頼っちゃダメ」

 

 

迷惑をかけたことに、じゃない

 

何かあっても

相手は責任を取れないし

けど相手は罪悪感を感じる

 

親切に便乗しようとして、

 

怒られた。

 

 

けれど、「めんどくさい」

そう思ってしまった

 

結局彼女の判断は正しかった。

経験を積んでる人の言葉を

蔑ろにしたし、

 

 

「その親切は

   私にとって都合がいい」

 

軽い気持ちの判断で

大きな失敗をしたのに、

 

相手の優しさに

軽い気持ちでのっかろうとした。

 

 

相手の事情なんて、おかまいなしだ。

 

 

最低だ、私。

 

困った時には

辛い時には

ほんとに自分のことしか

考えられなくって

 

だからその親切にも

 

「なんでそんなに

良くしてくれるんだ?」

 

って疑問に思ってた。

 

 

彼女の言葉は、

 

怒ってくれた言葉が

後になって染みてきた。

 

 

人生は決断だ。

 

考えすぎて、

進めないのは良くないけれど、

 

ひとつひとつの決断が、判断が、

 

わたしの人生を作ってるし、

私と関わる人たちの人生をつくってく。

 

 

価値を与えるのは難しいけど、

 

迷惑は簡単にかける。

自分の判断は人を巻き込む。

 

 

だから軽い気持ちで、なんて

行動するべきじゃないし、

 

軽い気持ちは

そのままプカプカ

 

空に飛ばすしかない。

 

 

 

飛んでけ、

 

 

 

 

飛んでけ。

 

 

 

オアハカからメキシコシティへ

3週間のオアハカ滞在を泣く泣く終え、

(もっといたかった)

(むしろ良いところ過ぎて住める)

いざメキシコシティへ。

 

といっても、

メキシコシティの滞在は

たったの2日だけ。

 

もともと飛行機で行く予定だったけれど

夜行バスがあると知り、

そちらの方が安いし、

時間も有効に使えるかな?

と夜行バスへ変更。

 

海外にも、夜行バスってあったんだ!

と感動。でも、そりゃあるか笑。

 

 

二等バスはちょっぴり危険だから、

一等バスに乗った方が良い。

 

と、ガイドブックに書いてあったにも関わらず、値段の安さで二等バスにのってしまいました。

 

でもよくよく考えてみれば、

一等バスにのっても4000円。

日本に例えれば、

土曜日の夜に東京から京都間が

4000円なので、全然高くはない。

 

二等バスはたしかに

2000円を余裕で切るけれど、

別に危険を伴ってまで、

その金額をけちる必要はなかったかな

と当日の夜になって少し後悔。

 

小心者なので、

少しのリスクにすぐ怯えてしまいます。

 

 

二等バス乗り場は、

家から少し遠かったけれど、

なんと町の中心から

送迎車を出してくれてるので、

それに乗ってバス乗り場まで。

 

いざバスに乗ると、

 

「ん?」

 

「なんだこれ?」

 

なんと待っていたのは、

日本のバスよりも

断然座り心地の良いフカフカなイス!

 

その上、前の座席との間も

とても広々としています。

前に日本で、

ゆったりシートの夜行バスに

のったけれど、それよりも広い!

足が伸ばせる!いっぱい倒せる!

 

トイレもついてて、

サービスエリアにつかなくても

いつでもトイレに行けるし、

(その代わりサービスエリアには

止まりません)

(そういうものがあるのかすら謎)

 

空調もばっちり!

(寒がりの私には少し寒かったけれど)

 

二等バス、すげえ。

 

日本の夜行バスは、

なぜあんなに

ケチケチしているんだろうと

思ってしまいました。

(いろいろ理由はあるんだろうけど)

 

そして、日本のガイドブックでは

避けた方がいいって言われてても

ゆってヨーロッパ人やアメリカ人って

こういうの普通にいるよね。

 

「観光客いるやん」ってなる…

 

否定するじゃないけど

やっぱ日本は、

リスク思考すぎるし

日本人が平和慣れしてしまっている

というのが大きいけれど

 

安全かどうかよりも

安心かどうかに注力してるのかな、と。

 

 

そしていざ出発。

 

何度か目覚めながらも、

まあまあ寝れました。

 

そして、

いつの間にかメキシコシティに到着。

朝5時で、あたりは真っ暗で

とっても寒かったです。

(150円しか変わらないので

一本遅らせればよかったかな)

 

さすがにその時間は非常識すぎるし

日が登るまで、、、と思ったけれど

待ちきれず、

とりあえず6時まで路上待機してから

徒歩5分ほどの

日本人宿ペンションアミーゴへ。

 

そう、この二等バスのよいところは

日本人宿のすぐ側で

下ろしてくれるんです!

 


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最初は 

内観が可愛いし、

口コミもよかったので

サンフェルナンド館かな?

と思っていたのですが

 

倍くらいあるかなきゃいけなくて

 

暗い中歩かない方が良い

とネットに書いてあったし

 

「寒い中歩きたくない」

 

という理由で

ペンションアミーゴに変更。

 

朝6時すぎなのに

てか宿の人まだ寝てたのに

(日曜は寝坊デーみたい?)

(起こしてごめんなさい…)

丁寧に対応してくれて

 

朝9時半までぐっすり寝れました!

 

し、宿の管理人が

とってもきさくな日本人夫婦で

ほんとうにここにしてよかった!

 

宿も可愛い。

 

ぺんしょんあみーご、

ってひらがなでかいてあるんです。

 


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夜には美味しいカレーを

いただきました。

 

とっても居心地も良くて

とってもよいところ!

なのに宿泊は1000円です。

 

ありがとう、ペンションアミーゴ!

 

la Guelaguetza

hola!

スペイン語に慣れてきたまみっこです。

こんにちは!

 

昨日は、月曜日でした。

そう、月曜日。

 

 

つまり、ゲラゲッツァ!!

 

今週はサンアントニーノ村の

ゲラゲッツァに足を運んできました。

 

まずはバスでオコトランまで行き、

教会やメルカドに寄ってから、

サンアントニーノ村まで歩いていきました。

 

ついた途端、からフルな衣装がお出迎え。

 

会場まで、

パレード(?)の横を歩きながらいくと、

友達がいつの間にか現地のおじさんに絡まれてて、

ビールをもらう。

 

会場についたらついたで、

おじさんはどこからか再びビールを調達してて

おじさんが入場料を払ってくれる。

 

ありがとうおじさん。

 

そしてまた、ビール。

(私、あんまビール好きじゃないんだよ…!)

 
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そして、時間が来て音楽が始まります。

 

どん!

 
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セントラルより人が少ないので、

とっても見やすい。

いや、とっても、ではないけど、

見やすい!

 


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とってもきれいでも、

私もこんな格好してみたい…。

 

そして、またビール。

さすがに3本は厳しいなぁ。


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とても綺麗で、望遠レンズがないのが悲しい。

本当に、muy bonito!とはこのこと。

 


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みんな、夢中です。

 

そして、このパイナップルが気になる。

お酒かなあ?って話してたけど

多分違うんだよなあ。なんだろ?
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んー!お祭りはやっぱり楽しい!好き!

 

とってもカラフルで可愛くて

楽しむことが出来ました!

そして大自然の中だったので、 

ほんとにはっぴーだった!!

 

おじさんどうもありがとう!

 

 

そんな、ある日の夜の話。

 

夜食は、タコス?よくわからん!


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では!

la comida de oaxaca


さて、実は私は今

メキシコのオアハカという所に来ています。

 

メキシコシティからバスで8時間

飛行機だと1~2時間くらいのところです。

 

民芸品のかわいい雑貨と

ゲラゲッツァというお祭りで

有名なところ。

(たまたま来た時期が

運良く、ゲラゲッツァの期間でした)

 

目的は、スペイン語学習。

 

なぜなら、必修のスペイン語

ことごとく落としているから。

ひい。

 

で、来てる語学学校の

午後の文化アクティビティで、

今週はオアハカ料理をつくりました!

 

じゃん!

 

これはアステカスープ

 

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これはトラコジョス


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そして最後は、

とうもろこしのガレット的なやつと

お米がミルクに入ったスイーツ。

 
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料理は、文化の違いを最も感じるひとつ。

 

作り方もバッチシ、

メモしてきたので日本でも

友人に振舞ってみようと思います。

 

味は、、、

 

やっぱり日本食の方が好き笑。

でもそれはしょうがない。

 

ほんとに、

主食がパリパリのスナックみたいだったり、

同じ材料でもなんでこんなに

国によって出来上がるものが違うのか。

 

とっても不思議で、

 

だからこそ外国って面白いですね!

 

 

では、アディオス!

What's your advantages

 

 

「あなたの強みはなんですか?」

 

 

 

そう訊かれるのは、何回目だろう。

 

中学生から、毎年書かされてたし、

これから就活でも訊かれる。

 

自分の良いとこなんてわからない。

ここ10年くらい探してるけど見つからない。

 

 

 

「そもそも、強みって何?」

「どういう状態なら強みなの?」

「周りよりエキスパートならいいの?」

 

成功体験から、

強みを見つけられると言われたけれど

そもそも大した成功体験もない。

 

 

そして、見つけようとすると、

どんどんなネガティブな思考に

陥っていってしまう。

 

 

グーグル先生に聞いてみると、

キャリアアドバイザーの方々いわく、

 

「自分では強みだと思っていることが、

他の人から見るとそれほど評価されないこともある」、

 

逆に、

 

「『自分には強みがない』と思い込んでいる人が、

他の人にはない強みを持っていることも多い」

のだそうだ。

 

うーん、あるのかなあ?

 

その人らしい、

ものの考え方や行動こそが

『強み』といえるもの。

第三者は、

その『考え方』『行動』を評価するので、

成功体験や実績がなくても、

現状に向き合って問題点を分析したり、

ものごとを見る角度を変えてみたり、

行動を変えてみたりしているのであれば、

そうした考えや行動ができることが

『強み』だといえるのだ、とか。

 

 

・目標に向けて、

    自分なりにどんな「戦略」を立てたか

・具体的にどんな行動を起こしたか

・どんな人と(年齢層やキャラクター)と、

   どのようにコミュニケーションをとったか

・うまくいかないとき、

    その原因をどう分析し、どう行動を変えたか

・トラブルやアクシデントをどのように乗り越えたか

 

などを振り返って

分析すればいいそうなんだけど、

 

あれ、私って目標に対して

頑張ったことあったっけ??

 

 

いつも

 

弱み、

というか短所ばかりは見えるから、

性格的に直すべきとこは

直すようには努力してきた。

 

そして、これからも直してくけど、

それだけじゃダメで、

それだけじゃ必要とはされなくって、

きっと私も納得出来ない。

 

 

 

し、マイナスをゼロにしたところで

強み、と胸はって言えるようなものに

なったものは、ない。

 

けど、結局私は今まで、

目標に向かって頑張るのではなく、

ゼロになれるように、

周りの目を気にしなくていいように、

とばかり頑張っていた気がするな。

 

 

 

だから今になって、

 

何を頑張ればいいんだ。

って思っちゃう。

 

 

 

そして、

自分の強みを探そうとすると、

 

どんどん悪いとこが見えて

持ち前のネガティブ思考を発揮して

なんて自分はクズみたいな人間なんだ

ただの自己中じゃないか、

周りにいる人たちもほんとは

私のことなんか好きじゃないんだろうな、

疎まれてるんだろうな、って、

 

 

ネガキャンしても、

何も変わらない、

 

必要のないこと、なのは

きちんと頭ではわかってるけど

なかなかうまくはいかなくって。

 

 

自分の存在は、

周りに悪影響しか与えないんじゃないか

 

って本気で思えてきてしまう。

 

そんな自分がとても嫌、だ。

 

 

それを誤魔化すためにも、

何かを頑張るしかない。

 

 

 

けど、何を頑張るの?

 

何を頑張れば、

自分のやりたいことがわかるんだろう?

 

強みを見つけられるんだろう?

 

強みをつくれるんだろう?

 

 

今まで頑張ってきたものの多くは

あくまで自分の不安を拭うため、

生きていくために

していたのかもしれないな。って。

 

よく思ってしまうのは

自分には向上心がないなってこと。

マイナスじゃなければ、

いいような気がしてしまう。

 

 

それでも

何かを頑張らなきゃいけないし

 

頑張るチャンスを手に入れるために

そして誰かに価値を与えられる人間になるため

自分の今ある強みをきちんと見つけ

アプローチできなきゃいけない。

 

 

ひええ、って感じだね。

 

生きるのって、とても難しいですが、

難しいという都合のいい言葉で片付けずに

前に進んでいけるように

まずは歩き方から探していきたいです。

 

 

ひええ。

 

 

 

 

やりたい、好き、を大切にする。

【あなたのやりたいことは何ですか?】

 

【あなたの好きなことは何ですか?】

 

 

私は、「やらなきゃいけない」に、囚われていた。

 

自分のやりたいことがわからないから、

必死にそれっぽい「夢」を探して、

 

「SG組んで、逆算して行動しなくちゃ。」

「それに関係ないことに時間やお金を費やすべきじゃない。」

そうやって思考や行動に制限をかけていたら、

ますますやりたいことがわからなくなっていった。

 

いつのまにか

「ニーズじゃなくて、ウォンツで動く」ことに

罪悪感を持つようになってしまっていた。

 

 

けれど、

これはとても大切な友人に言われたこと。

 

「目的がないと、自分の道って選んじゃだめなんだっけ?」

 

「目的がないと、選んだものって

自分にとって良い道にならないんだっけ?」

 

 

今の将来やりたいことへは、

必要なわけではない!って思ったことも、

1年後、5年後、10年後の私にとって

必要だったことになることも、あるかもしれない。

 

ここ20年そこらで

全てを見尽くしてるわけじゃない。

 

つまり選択肢が十分に広がってないままに、

やりたいことを決めていると、

この先で出逢うものによって十分に変わることもある。

 

 

選択と集中するべき、

だというのも間違いはないのだけれど、

 

「本当にもう、選択と集中をしてしまって大丈夫ですか?」

 

とりあえず選択と集中をしてみる、

というのも選択肢としては大切だしけれど、

本当にやりたいこと、好きなこと、を見つける前に、

自分の可能性を、視野を狭めてしまっていいのかな?

 

一度、選択と集中をした後に、

また広い視野を持てたらいいんだけど、

 

一度選択と集中したことに、

囚われてしまうことが多いのではないかな、

って。

 

そして、気づいたら

「しなくちゃ」に追われてたり、

自分の「好き」「やりたい!」って気持ちを

つい見過ごしちゃうんじゃないかなあ。

 

 

けど、本当に大切なのは

 

やっぱり「好き」「やりたい」だし、

 

それを忘れてしまっては、

どんなにやりたいことから逆算してても

「つらく」なっちゃうんじゃないかなあ。

 

 

「ニーズじゃないのに、ウォンツをしていいの?」

と最近まで悩んでいた私だけれど、

一度してみたら、

 

「あ、やっぱり私はこれが好きだ」

「将来こんなことやりたい」

「将来につながるかわからないけれど、これ挑戦してみようかな」

 

今まで押し殺していた自分の感情が

たくさんたくさん出てきた。

 

今は、直近で

やりたいと思っていることを

夏休み中に片っ端から挑戦してみよう、

と思っている。

 

 

「やらなきゃいけない」に囚われていたうちは、

ほんとうに、何がしたいのか、

どこに進んだらいいのか、

目の前が見えなくなってしまってたけど、

 

今は少しずつやりたいことが見えてきている。

 

 

 

あなたの好きなことはなんですか?

 

あなたのやりたいことはなんですか?

HOW TO BE SINGLE

メキシコシティ行きの

フライトで、映画を見た。

 

 

【 HOW TO BE SINGLE 】

っていうアメリカの映画。

 

ニューヨークを舞台に、

恋愛に試行錯誤したり、

そうやって日常を生きてく

若者達の映画。

 

 

傍から見たら、

バカみたいにちっぽけな

悩みかもしれないし、

 

そんなことに踊らされるの?って

とっても滑稽に見えるかもしれない。

 

私も彼らも

まだまだ若くて、未熟で、

自分のことすらよくわからなくて、

すぐ自己嫌悪になるし、

とってもとっても不器用。

 

けれど、それでも

 

みんな必死に生きている。

 

もがきながら、

前がどこかもわからないのに

前に進もうとしている。

 

 

ジャンルとしてはコメディだし

セックスとお酒ばっかだけど、

自分の人生や、あり方について

とても考えさせられた。

 

そして、一番感じたのは、

自分の価値観なんて、視野なんて、

まだまだちっちゃくて狭くて、

 

もっともっと、

いろんな考え方を、あり方を、

吸収していかなきゃなあ、

ってこと。

 

 

今までの私は

映画も小説もドラマも、

ミステリーか、ファンタジー

ばかりだった。

 

非日常の、少しハラハラする、

何も考えなくていい

そんなものばかり見てきた。

 

ある種の、現実逃避かもしれない。

 

 

恋愛映画は

あまり好きじゃなかった。

 

正直、恋愛中心で生きるのは

バカバカしいって、

だって自分がどんなに軸を持っても

努力しても、1人じゃできないし、

ろくに恋愛もしたことがないのに、

勝手に見下してる節があった。

 

 

コメディ、も

あんまり好きじゃなかった。

 

確かに、笑う門には福来るし、

医学的にも笑ってた方が

病気になりにくいって

言わてるらしい、から、

とってもいいことなんだろうけど

 

一時的に面白くても

次に繋がらないし、

「面白い = 中身がない」

と思っていた。

 

きっと、

そうやって見下すことで、

自分を正当化させたくて。

 

 

最近の悩みのひとつ、

というか私の欠点のひとつに

【 他の価値観を受け入れるのが苦手 】

というのがある。

 

だからこそ、

海外にいくことで

それを補おうとしてた。

 

自分は、

どんな環境でも適応できるし

いろんな価値感を

受け入れられる人間だって、

きっと、そう、

思い込みたかったんじゃないかな。

 

でも、実際はそうじゃなくて。

 

他人の価値観を、

受け入れるのが苦手だから、

人間関係自体、

そこまで深くしようとしなかった。

 

自分と相手の間に、

線引きをして、

こっちからべらべら喋ることで

相手の自分に対するイメージを

コントロールしてたし、

良い自分に見られたかった。

 

周りによく思われたい、

 

「あの人すごいよね」

って承認されたい、

 

いろいろごちゃごちゃ

都合の良い言い訳並べて、

結局はたいていのことは、

 

承認欲求を満たすことがゴール。

 

周りからよく思われてないと、

不安で不安で、

押しつぶされそうになる。

 

 

不安に押しつぶされたくないから、

そんなもの拭いさりたいから、

自分を正当化する、

 

自分を正当化するのに、

他の価値観なんていらない。

そんなものがあっては、

「正しい」がなくなってしまう。

 

 

「あ、だから私は、

   他の価値観を受け入れるのが

   苦手なんだ」

 

「価値観を増やさないという選択が

    自己防衛なんだ」

 

今の私が出せる結論は、

こういうこと。

このままじゃいけない。

 

自分を守るために、

他人の意見を見下したり、

世界を狭めようとしてる人間に

 

誰が幸せに出来る?

誰が一緒にいたいと思う?

 

というか、純粋にダサい。

 

私は承認欲求がつよいので、

せめて自分ではきちんと

認めてあげられるような自分でいないと

きっとまた、

生きてることが辛くなる。

生きてる意味を、見いだせなくなる。

 

この映画の主人公は、

最初は私の嫌いなタイプだった。

けれど、映画の終わる頃には

 

「この人の生き方、いいな」

 

って。

 

「すげぇかっこいいな」

 

って心から思えたから、

 

いつか

自分の生き方を振り返った時

 

「私の生き方、いいじゃん」

「かっけーじゃん」

 

そう、胸を張れる生活を送るのが

私の人生の目標、だな。

 

はーーーーー。

 

 

では。