倍率 1000倍
【2万人のうち、たった20人】
【倍率、1000倍】
さて、なんの数字だと思いますか?
かの人気な早稲田大学の
人気な学部でさえ倍率30倍とかなのに
(それでも十分すごい…)
倍率1000倍て、わけわかんないですよね。
実はこれは、
《2017年に日本で認定された難民の数》。
申請者2万人に対して、たった20人。
あとの人はお金を稼げず
新宿の路上で寝たりと
ホームレスのような生活を送ったり、
命の危険があって逃げてきたはずの母国に
強制送還されたり。
難民が収容されてる施設では、
朝に体調不良を訴えたらあしらわれ、
夕方には病気で死んでた!
なんてケースまであります。
私たちの暮らしの裏側で
とても多くの人が悲しい思いをしています。
***
そもそも難民とは、
紛争とか差別とかそんな理由で
命をおびやかされてる人のことです。
そういう人たちは、
命からがら逃げてくるので
もちろん、
パスポートやらいろんな書類を
丁寧にパッキングしてる余裕なんてなくて
けれど日本の難民認定してる場所では
「書類を出せ」
「難民という証拠はあるのか」
と言われてしまいます。
【なぜ??】
難民認定をしてる人たちの言い分では、
難民申請者の大半は「偽装難民」、
つまり難民じゃなくて日本で働きたいから
難民のふりして申請している人で、
だから、
「認定数が少ないのは問題ない!」のだそう。
本当に偽装難民ばかりなの??
⇒ 参考記事/ https://www.refugee.or.jp/jar/report/2018/02/13-0002.shtml?utm_source=JAR便り&utm_campaign=dc14f1092e-EMAIL_CAMPAIGN_2018_02_15&utm_medium=email&utm_term=0_f7a465752b-dc14f1092e-79176505
たしかに、
そういう人たちが
ちょっぴりいることは事実かもしれない。
けど、それはあくまで一握り。
なのに、
偽者をいかに取り締まるか?
という視点ばかりに注力されてて
難民として保護されるべき人たちを
そもそも救えていない制度への問題意識が
薄まっちゃっていることは大きな問題です。
日本に暮らしている1人として、
とても悲しいし、
やるせない気持ちになりますよね。
***
では、私たちに何ができるのでしょうか???
まずは難民について知ってほしいです😊
ぜひ、ぐぐってみてください。
そして、
頭に布を巻いた女性を見たときや、
顔の濃い外国人男性を見たとき、
受け入れてあげてください。
特に、
しゃべってみるとわかるけど、
彼らも普通に優しい人だし
話もそれなりに面白いので!!!!
それが国際交流は平和への第一歩!!!!